STAFF BLOG教ムログ

〈今日の企画デザイン科〉芸術と真正面から向き合う!落語家さんをお招きしたトクベツ授業

2018.1.24 水

講師とつながりのあるゲストをお招きして授業を行う「プランニング演習」の「セッション」。今回は落語家の春風亭正太郎さんに来ていただきました。落語という伝統芸能に生で触れつつ、落語家さんという職業や江戸の文化など、落語にまつわるさまざまな知識や見識を深めることが目的です。 春風亭正太郎さんは「第14回さがみはら若手落語家選手権」、「第26回北とぴあ若手落語家競演会」で優勝されるなど、古典落語の実力派として注目されている若手落語家さんで、昨年末は柳家喬太郎師匠とともに、欧州公演を終えられたばかり。もちろん事前に日程調整はさせていただいていたとは言え、お忙しいスケジュールの中をお越しいただきました。       落語を演じていただくには舞台となる”高座”が必要。講師の中根が運営するギャラリーでは、平成17年より月一で落語の寄席を開催。演者さんが座る”座布団”、名前が書かれた”めくり”、登場する時の音楽”出囃子”などなど、必要な備品・装飾はギャラリーからそのまま持ってきました。ちょっと片付けきれなかったのが悔やまれます..。こじんまりとしていますが、マイク無しでこの距離で落語が聞けるというのは、実は超贅沢な空間なんです。 演者さんのお名前が書かれた”めくり”。寄席文字と呼ばれる独特の字体は江戸文字作家さんによる手書き。多くのお客さんが寄席に集まり、空席が無くなるようにとの縁起をかつぐため、字は詰まり気味で隙間が最小限になるよう配慮されているのが特徴で、さらに右肩上がりになるのもポイント。数百年という単位で受け継がれてきた文化には、文字一つとってもちゃんと意味があります。 生で落語を聞いたことがない学生がほとんどなので、まずは演じていただきます。演目は「初天神」と「時そば」。お正月の風景を描いた噺と、江戸の風情や生活が感じられる噺の2編。どちらも登場人物のキャラクターが楽しくて面白い内容です。       ところどころ江戸時代の言い回しで語られるところもありますが、学生たちはみんな素直に楽しんでいました。正太郎さんの大熱演に思わず笑いが溢れます。一人で何役もこなす落語ならではの表現、身振り手振り以外に使う小道具は扇子と手ぬぐいのみ。これだけで、ありとあらゆる世界が表現されます。落語家さんは、演者でありながら、演出家でもあるのです。       お噺を演じていただいたあとは、正太郎さんを交えてのセッション。まずは、本日の演目のストーリーや背景などを詳しく説明していただきます。さすが元塾講師の正太郎さん、説明の仕方やホワイトボードの使い方もプロ。江戸時代の時の数え方、舞台の上下(かみしも)の意味など、初心者向け江戸文化の講義という内容に。”おやつ”の語源などを知って学生たちも感心しきりの様子。いろんなデザインや企画のアイデアのネタにもなりそうです。       一通り説明いただいてからは学生たちの質問をベースにいろんなお話をしていただきます。そばを食べる音の出し方、落語家になったきっかけ、さらには恋愛トークまで(笑)。正太郎さんは、学生たちの質問にもひとつひとつ丁寧に答えてくださいました。学生たちにとっても全く知らない世界の知識が増え、ゲストとの距離も一気に縮まる時間です。       落語は江戸時代に始まり、現在まで350年にわたって伝承されている日本の伝統芸能の一つ。大学を卒業されてから一度は就職。それでも落語家になりたくて仕事をやめてこの世界に飛び込んだ正太郎さん。「そもそも募集はしていない職業」「必ず修行時代がある」など、ご自身の経験から落語という業界や仕事についても語ってくださいましたが、その語り口はあくまで学生向けで軽やか、それでいてプロとしての覚悟と責任に溢れていました。就職活動を行う上でも大変参考になるお話でした。新しいエンターテイメントには関心の高い学生たちですが、歴史ある文化や芸術と真正面から向き合う機会はそうはありません。大変刺激的な授業になりました。正太郎さん、本当にありがとうございました。

〈学外研修〉ビジュアルデザイン科展覧会見学実施

2018.1.6 土

本日ビジュアルデザイン科の2、3年生が、六本木のドラえもん展に見学に行ってきました。

学園祭の特別講義に来てくれたシシヤマザキさんがこの展示会に出展していることで

みんなで作品を見に行こう!という話になったことがきっかけです。

今回たくさんのアーティストが作品を展示していて、ひとつのテーマでこんなにも様々な表現ができるということがよく分かりました。

卒業審査と進級審査を控えた学生たちにはとても良い刺激になったようです。

とても充実した楽しい研修になりました。

何より学生たちがすっごく楽しそうで、年明け早々にみんなの笑顔が見られて良かったです!!

 
2018年5月 | 2018年4月 | 2018年3月 | 2018年2月 | 2018年1月 | 2017年12月 | 2017年11月 | 2017年10月 | 2017年9月 | 2017年8月 | 2017年7月 | 2017年6月 | 2017年5月 | 2017年4月 | 2017年2月 | 2017年1月 | 2016年12月 | 2016年11月 | 2016年10月 | 2016年9月 | 2016年8月 | 2016年7月 | 2016年6月 | 2016年5月 | 2016年4月 | 2016年3月 | 2016年2月 | 2016年1月 | 2015年12月 | 2015年11月 | 2015年10月 | 2015年9月 | 2015年8月 | 2015年7月 | 2015年6月 | 2015年5月 | 2015年4月 | 2015年3月 | 2015年2月 | 2015年1月 | 2014年12月 | 2014年11月 | 2014年10月 | 2014年9月 | 2014年8月 | 2014年7月 | 2014年6月 | 2014年5月 | 2014年4月 | 2014年3月 | 2014年2月 | 2014年1月 | 2013年12月 | 2013年11月 | 2013年10月 | 2013年9月 | 2013年8月 | 2013年7月 | 2013年6月 | 2013年5月 | 2013年4月 | 2013年3月 | 2013年2月 | 2012年12月 | 2012年11月 | 2012年10月 | 2012年9月 | 2012年8月 | 2012年7月 | 2012年6月 | 2012年5月 | 2012年4月 | 2012年3月 | 2012年2月 | 2012年1月 | 2011年12月 | 2011年11月 | 2011年10月 | 2011年9月 | 2011年8月 | 2011年7月 | 2011年6月 | 2011年5月 | 2011年4月 | 2011年3月 | 2011年2月 | 2011年1月 | 2010年12月 | 2010年11月 | 2010年10月 | 2010年9月 | 2010年7月 | 2010年6月 | 2010年5月 | 2010年4月 | 2010年3月 | 2010年2月 | 2010年1月 | 2009年12月 | 2009年11月 | 2009年10月 | 2009年9月 | 2009年8月 | 2009年7月 | 2009年6月 | 2009年5月 | 2009年4月 | 2009年3月 | 2009年2月 | 2009年1月 | 2008年12月 | 2008年11月 | 2008年10月 | 2008年9月 | 2008年8月 | 2008年7月 | 2008年6月 | 2008年5月 | 2008年4月 | 2008年3月 | 2008年2月 | 2008年1月 | 2007年12月 | 2007年11月 | 2007年10月 | 2007年9月 | 2007年8月 | 2007年7月 | 2007年6月 | 2007年5月 | 2007年4月 | 2007年3月 | 2007年2月 | 2007年1月 | 2006年12月 | 2006年11月 | 2006年10月 | 2006年9月 | 2006年8月 | 2006年7月 | 2006年6月 | 2006年5月 |