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【授業情報】伊野耕一先生特別講義開催
2020.7.23 木
オンライン特別講義を開催しました。
今回のゲストは、ブックデザイナー/エディトリアルデザイナーで本校卒業生の伊野耕一さんです。
講師の菅沼比呂志先生と対談をしていただきました。



まずは90年代から大きく移り変わってきたデザイン業界の解説からスタート。
90年代から現在まで、時代背景に沿って変化してきたデザイン業界のお話から、
現在ではそれぞれの分野の領域・境界線がなくなりつつあるという『今』のお話まで、
図解された資料をもとに、大変わかりやすく解説していただきました。

次に、これまで手掛けられたら写真集のご紹介とともに、
国内だけでなくアジアでご活躍されている写真家とのお仕事のご紹介をしていただきました。
菅沼先生と作り上げた韓国開催の写真展のお仕事もあり、企画から開催までの貴重なお話などを聞くことができました。


『デザイナーとして制作する範囲を決めないことが大切』
写真集の制作のみならず、そのお仕事は多岐にわたる伊野先生のこの言葉に、気づきを得た学生も多かったのではないかと思います。
後半は、写真集制作のワークフローについて、実際の制作風景の写真を元に、
作家とのページ構成の打ち合わせから表紙のデザイン、印刷工程、製本工程まで、大変詳しく教えていただきました。
印刷工程のお話では、プリンティングディレクターという仕事の解説とともに、
いかに印刷という工程が重要かつ繊細であるかをわかりやすくご説明いただきました。
今回の講義を聞いて、印刷という世界に興味を持った学生もいたかもしれないですね!

作家の『作品への想いを形にする』お仕事として一切の妥協を許さず、
細部にまでしっかりこだわってデザインをする伊野先生のお話をヒントに、
学生たちにはデザインをするということについて考えるきっかけとなったように思いました。

最後は学生からの個別の質問にも丁寧にお答えいただきました。
ありがとうございます!

伊野先生、菅沼先生
本日は貴重なお話をありがとうございました。
【授業情報】ケッソクヒデキ先生特別講義開催
2020.7.18 土
オンライン特別講義を開催しました。
今回のゲストは、イラストレーターのケッソクヒデキ先生。
本校講師の菅沼比呂志先生と対談をしていただきました。


まずは『イラストレーションってなに?』から。
普段当たり前のように使っていますが、なに?と言われるとうまく言えないんですよね。
そこで先生からまずはこのおはなし。
『イラストレーションというのは表現ではない。
メディアに使用されるものがイラストレーションであり、
メディアを前提としたグラフィックデザインに
使用されている絵を描く人がイラストレーターである。』
もしかして学生たちには衝撃的な言葉だったかなと思いましたが
授業後に聞いたら、この後の先生の話を聞いたらすぐになるほど!!と思ったそうです。

次に、イラストレーションって一体何なのか?をより理解するために、日本のイラストレーションの歴史を作品をご紹介いただきました。
実際の作品を見ながら時代背景や関連する人物についても伺い、イラストの時代の移り変わり、そしてイラストとアートの違いについて、大変細かくわかりやすく教えていただきました。

後半はこれまでゲストが手掛けた作品をご紹介いただきながら、
実際の制作までの流れについても教えていただきました。


アイデアの出し方、取材の大切さ、編集やデザイナーとのやり取りについて具体的にお話しいただき、大変参考になりました。
イラストレーターとして提案することもあるとお聞きして、
自分がどうしたい、どう売りたいという気持ちやアイデアを常に持つことが大切だということもわかりました。

そして最後に学生たちにメッセージもいただきました。
「最終的には気合いだ!!
気持ちが強い人、決意のある人がプロになる。
やめないってことが大事なんだよ!」
笑いながら言われてましたが、とても重要なことだと思いました。心に響くメッセージありがとうございました。
これからも学生たちには、気持ちを強く持ってずっとずっと描き続けてもらいたいですね。
ケッソク先生、菅沼先生、本日は貴重なお話をありがとうございました。
【作品展情報】南無子さん個展開催のお知らせ
2020.7.18 土
イラストレーション科卒業生の南無子さんが個展を開催されます。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
南無子個展 『7月の喫茶マリンブルー』
日時:7月21日(火)〜26日(日)
11時〜19時(最終日は18時まで)
場所:The Artcomplex Center of Tokyo Act2
(四谷三丁目駅徒歩7分、信濃町駅徒歩7分)



【授業情報】対面授業スタート!!
2020.7.15 水
今週月曜日より、対面授業がスタートしました。
新しく生まれ変わったエントランスで、スタッフの手洗い動画で学生たちをお迎えしてます!


距離を空けた座席配置、マスク着用や手指の消毒など、最大限の感染予防対策をしながら授業スタート。
いつもより緊張感は高くなりましたが、久しぶりに友だちや先生方と会えて、学生たちはとても楽しそうでした。
先生は慣れないフェイスガードの着用でかなり大変そうですが、学生に会えるってやっぱ良いよね!と言ってくれてます。
そうなんですよねーー!!




対面授業の個別指導では、スケッチをその場で描きながら自分のアイデアを伝えたり、課題の途中チェックをしてもらいます。
実技の授業が多い学校なので、やはり対面授業が始まると、先生も学生も一気にテンションがあがります!


本校では、対面授業をやりながらオンライン授業も並行して実施しています。
基礎科目の動画を見たり、講義科目の講義を聴いたり、先生と個別にチャットやビデオ通話で個別指導をしてもらったり。
対面だからこそできること、オンラインだからこそできること、まだ手探り状態ではありますが、
それぞれの特性を生かして学生たちの学びと成長の手助けができたらと思っています。

【授業情報】居山浩二先生特別講義開催
2020.7.12 日
オンライン特別講義を開催しました。
ゲストはデザイン、商品開発、プロダクトと幅広くご活躍され数々の賞を受賞されているグラフィックデザイナーの居山浩二先生です。
今回も本校講師の菅沼比呂志先生と対談形式で行いました。



まず最初にみんながだいすきなマスキングテープ『mt』について。
マスキングテープを商品として販売するだけでなく、各地で展示会も行なっているこのプロジェクトが、どのようにして生まれたのか、これまで何が大変だったかなどなど、じっくりお話を伺いました。エピソードがあれこれ出てきて、かなり深く聞くことができました。
受講学生の中には収集してる学生も多数いるので、貴重な裏話を聞けたことが嬉しかったと思います。




後半はこれまで手掛けられた集英社『ナツイチ』や大河ドラマ『龍馬伝』等の作品について解説していただきながら、学生からの質問にお答えいただきました。
「学生の間に何をやってた方がいいですか?」に
興味があることがあったら何でもいいからとことんやってみること。自分が好きなものを追求すればいい。
一見関係ないようなものでも意味がないことってなくて、デザインに変換したらいろんな発想に生まれ変わるよ!という話がとても心に響きました。


最後に学生へのメッセージもいただきました。
デザイン、映像、イラストの世界は重なる部分が多く、更に今の時代は領域が曖昧になってきてるので、自分のスキル、持ち味を極めていくことを、多方面にわたって意識していくことが大事だと言われました。


学生のみなさんは、今日聞いた話を忘れずに先生に言われたようにデザインすることを楽しみながら前に進んでいってほしいと思います。
居山先生、菅沼先生、本日はありがとうございました。
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