【授業情報】インテリアデザイン科が東京都庭園美術館を見学しました!
2025/11/18
先日、インテリアデザイン科2年生のフィールドワークの授業で東京都庭園美術館を訪れました。

東京都庭園美術館は、1933(昭和8)年に朝香宮家の自邸として建てられ、当時ヨーロッパで流行していたアール・デコ様式が取り入れられています。

今回訪れた際には、特別展「永遠なる瞬間 ヴァンクリーフ&アーペル」が開催されており、普段は静かな美術館にも長い入場列ができていました。

この特別展では、ジュエリーを引き立たせるために窓がカーテンで閉じられ、館内は薄暗く仕立てられていました。また、普段は写真撮影が自由な館内もこの期間は撮影禁止となっていました。


アンリ・ラパンやルネ・ラリックなどが手がけた作品を、説明を聞きながらゆっくり鑑賞できなかったのは少し残念でしたが、建物の内装だけでなく、100年前のジュエリーの輝きを楽しむ貴重な機会となりました。

現代のデザインとは異なる“素材の使い方”や“空間のつくり方”に触れることは、学生にとって大きな刺激となるはず。歴史的建造物を実際に見学することで、形の理由や見せ方の意図を理解する有意義なフィールドワークとなりました。