総合デザイン科グラフィックデザイン専攻の授業で、編集者の大木光先生にゲストでお越し頂きました。

雑誌のページがどのように完成していくのか、
講師の田島先生がデザイナーの目線で、大木先生が編集者の目線で、それぞれ解説して頂きました。

記事のイメージと共に、パッと視覚で企画が分かるようにデザイナーと調整する編集者。
その編集者に人気なデザイナーとはどんな人なのか。
そして、デザイナーとしてどんな能力が必要なのかを教えて頂きました。

編集者に人気のデザイナーとは、企画目的を汲み取り、何が求められているのかを察したり、しっかりとコミュニケーションを取れる人が人気。
雑誌は情報量が多いので、情報を整理する能力も大切です。
なので、デザイナーは使える書体の幅を持ち、物事を整理してデザインに落とし込む力を磨けば、柔軟に対応できるとお話し頂きました。

授業の後半では、就職活動を控えている学生に、仕事を進める上でのアドバイスを頂戴しました。
デザイナーやイラストレーターが作品を持ち込み、採用されるケースは少なくなり、実務経験を経てスキルを磨いている人が信用を得て、仕事が依頼されやすくなる傾向にあるそうです。

また、仕事は大体が思い通りには終わらないので、時間にゆとりを持つことの大切さもお話し頂きました。
修正を雑にせず、自分の作品を見直す。
この時間を作れることがデザイナーにとって大切な要因の一つのようです。

授業の最後には大木先生から冬休みの課題が発表されました。
田島先生が実際にやおこなっているページデザインをしてみる課題です。
期限は１月１８日。大木先生が再びいらっしゃる時までに、どんな作品がでてくるのか楽しみです！

大木先生、田島先生、ありがとうございました。