数多くのクリエイターを輩出してきた専門学校日本デザイナー学院にて、アニメ業界を牽引するアニメーター育成機関のササユリ動画研修所が完全監修するカリキュラムを導入した新設学科が誕生します。
本学科は、次世代のアニメーションおよびデジタルイラスト業界を担うクリエイターの育成を目指し、設立より専門学校日本デザイナー学院が培ってきた実践的かつクリエイティブな教育メソッドを基盤に、アニメ・デジタルイラスト業界を牽引するプロフェッショナルと連携した学びを提供します。
アニメーション分野に関しては、スタジオジブリ出身で、アニメーターとして数多くの名作に携わってきた舘野仁美氏が代表を務めるプロアニメーター養成機関である「ササユリ動画研修所」の旗艦校として、同研修所が完全監修するカリキュラムを導入します。制作現場‧実務に即した知識や技術を実践的に学び、アニメ業界で確実に戦力となれる人材育成に取り組みます。
また、本学科では、アニメ制作の実践スキルを包括的に学ぶと同時に、デジタルイラストの分野も横断的に学習することが可能です。ワコム社製の最上位液晶ペンタブレットを備えたデジタルクリエイションスタジオをはじめ、プロの現場さながらの制作環境での高度かつ実践的な学びを通じて、学生一人ひとりの可能性を最大限に引き出します。
ササユリ動画研修所とは
スタジオジブリで数多くの作品を手掛けた元ジブリアニメーター、舘野仁美氏が代表を務めるアニメーション制作技術に関する教育機関。制作現場に即した知識や技術を教える訓練校として、アニメーターの育成に尽力している。
「総合アニメ‧デジタルイラスト科」では、「ササユリ動画研修所」が完全監修する即戦力育成に特化したカリキュラムを導入。数多くのアニメーターを業界に送り出してきたノウハウが凝縮されており、アニメーション制作の現場で通用する知識と技術を磨きます。
ササユリ動画研修所 代表・舘野仁美氏が語るビジョン
私も若い頃、専門学校のアニメーション科で学んだことがあります。アニメーターになるために、どんな勉強が有益で、どのようなスキルを求められるのかという情報を、知ることや調べることが難しい時代でした。現在、ササユリ動画研修所という場で教えていて、大切なことは「現場ではどのようなルール、暗黙の了解を皆で共有しているか」です。仕事が円滑に運ぶためのルールに従って、作業できる人材が尊ばれます。そしてその上で、画力とセンスが高いほど、卒業後の成功率は上がるはずです。かつて私が専門学校では得られなかった、「商業アニメーション制作におけるアニメーターとして知るべき、さまざまなこと」を、3年間のカリキュラムに詰め合わせて、学生の皆さんに学んでいただきます。卒業するときには、実務に対応でき、基本ルールを理解し、基礎画力を持ち、のびやかな発想のできるアニメーター候補生になるように、お育てしたい所存でおります。それが制作会社が即戦力として期待するアニメーターです。
専門学校日本デザイナー学院 校長・野口朝夫が語るビジョン
この60年間、様々な分野で活躍するデザイナーやイラストレーター、漫画家など多くのクリエイターを輩出してきた専門学校日本デザイナー学院は、新しく「総合アニメ‧デジタルイラスト科」を2026年春に開設します。これは世界で高い評価を得る商業アニメーション制作の担い手を育てることを目標とする学科です。日本のアニメーションは世界に名を馳せる存在ですが、担い手は決して充分でなく、業界からはより意欲的な人材が求められてきました。そこで、新学科は、「ササユリ動画研修所」と提携し、日本アニメーションの制作ルールや技術を学び、卒業後アニメーターとして即戦力になる人材育成を目指しています。この科の設置により、日本のアニメーションがこれまでに増し、広く豊かな文化として育つことが期待されます。
総合アニメ・デジタルイラスト科体験授業
専門学校日本デザイナー学院では、総合アニメ・デジタルイラスト科を2つの講座でじっくり体験できる「1day講座」や、アニメーションのスキルアップを目指せる体験授業、学校の施設・設備・雰囲気を体感できる見学会や説明会もオープンキャンパスにて開催中。
ぜひ学校生活のイメージを膨らませてみてくださいね。
Wacom Cintiq Pro 22を導入したデジタルクリエイションスタジオ。左手デバイスやサブディスプレイも設置し、プロを目指す学生にとって最適な制作環境を整えています。
マンガ‧イラストルームでは、トレース台・アームライトを設置。描くことに集中できる個人の専用ブースとしての設計になっています。