菅沼比呂志先生の授業では、毎週ゲストをお招きして特別講義を実施しています。
今回のゲストは、日本グラフィックデザイナー協会、事務局長の大迫修三先生です。

『デザインってナニ？』をテーマに、デザイナーの仕事の変遷や、今デザイナーに求められている力など、具体例を挙げて講義をして頂きました。
著名なデザイナーの知られざる仕事の進め方や、こだわりなど、数多くのデザイナーと交流のある大迫先生だからこそ語ることができる密度の濃いお話しでした。

お話の中ででてきた、自分の生きている場所で仕事をつくる、『ジカツデザイン』という言葉がとても印象に残りました。
学生からも、「選んでもらう側という考えがありましたが、自分で仕事をつくるという考えを忘れないようにしたい。」
「ジカツデザインを実践できるようなデザイナーを目指したい。」といった感想が多く、自分自身の考え方を見直すきっかけとなったのではないでしょうか。

何に価値を見出し、どのような手段でそれを伝えれば効果的なのか。
その為に必要なデザインの力の凄さを改めて感じることができる講義でした。

大迫先生、菅沼先生、ありがとうございました。