POINT
  1. 専門学校日本デザイナー学院TOP
  2. ニュース一覧
  3. 【授業情報】玉置太一先生 特別講義
2021/7/7
【授業情報】玉置太一先生 特別講義
アートディレクターである玉置太一さんをお招きして、特別講義を実施しました。聞き手は菅沼先生です。
玉置先生は株式会社電通で働きながら、「ひとつぼ展」や「JAGDA新人賞」をはじめとした数々の賞を受賞され、幅広く活躍されています。
今回は、お仕事に関してだけでなく、作品を制作する過程や、デザインをするにあたって大切にしていることなどをお話しいただきました。
「デザインとは何か?」という問いから始まった今回の特別講義。
玉置さんの考えるデザインとは、「それがない時よりも、あったほうが良くなっている。それは形がないものもあります。」
ガスの付臭をはじめとした、様々な例を出して解説して頂きました。
また、目をコンセプトに玉置先生が制作した『NEW ANGLE, NEW WORLD.』の作品を頂きました。
見方を変えることも大切であり、新しい視点は新しい世界が見えてくることを、視覚的に分かりやすく教えて頂いたのがとても印象に残っています。
授業の後半には、学生時代にやっておいた方が良いことは?デザイン事務所に入って最初にやったことは?など、学生からの質問に答えて頂きました。
ポートフォリオに関する質問には、
「企業に合わせると個性が埋もれてしまう。何を作りたいのかが明確であり、それを作れていると好印象です。」
「見る人に何を伝えているか、何を伝えたいかといったコミュニケーションを取ろうとしているかを見ています。」
というお話を頂き、多くの学生がメモを取っていました。
就職活動を控えている学生にとって、非常に参考となったのではないでしょうか。
独創的な発想と、作品への強いこだわりは学生にとってかなり刺激的だったようで、授業終了後に玉置先生へお話しを聞きに来る学生もいました。
ぜひ、今回の講義を、今後の作品制作に役立ててもらえらたと思います。
玉置先生、菅沼先生、ありがとうございました。