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2021/11/24
【授業情報】FIGLAB三井所先生・佐藤先生の特別講義開催

株式会社アマナからプロトタイピングユニット「FIGLAB」に所属している、テクニカルディレクターの三井所高成先生と佐藤史崇先生をお招きしました。


聞き手は松野正也先生です。

「FIGLAB」は互換を刺激する空間インスタレーションやロボット工学を使ったビジュアル表現、プログラムによってインタラクティブに生成される映像表現など、既存のフレームワークにとらわれないビジュアル表現を実施されています。

まずは、表現とテクノロジーの結びつきについて、数学的、科学的な遠近法を芸術に導入したダヴィンチの話から始まり、アルゴリズムを使用したアートなど、有名絵画を題材にお話し頂きました。
パソコンが普及し、コンピューター技術の発展に伴い、クリエイティブを目的としたプログラミング言語の開発が2000年ごろから活発になったそうです。
ロボットにプログラミングし、二重振り子で予想できない動きを取り入れたグラフィティなものを描いた作品や、
人工知能を使って有名ブランドの画像を学習させ、未来の作品を生成してみる作品など、とても興味深いお話しをして頂きました。
「テクノロジーの進化と共にアート表現も幅を広げながら進化している」
というお話を聞き、常に新しい表現を求め続ける楽しさを見せて頂いた気がします。

授業の後半では、実際に学生もプログラミングによる表現を体験してみました。
事前に準備をしていた画像データなどを使い、四苦八苦しながら自分の作品を作っていました。
一文字違うだけで動作しないプログラミングによる表現は繊細かつ、幅広い表現の可能性を秘めていて、とても勉強になりました。

三井所先生、佐藤先生、ありがとうございました!