本日より、NDS 8F WALLGALLERYにて小林亜未さんの個展『Which is Which』がスタートしました!
【展示コメント】
パリで生活している中で、今面白いなと思っているのがフランスと日本の食文化の違いです。
米が主食の日本人に対してパンが主食のフランス人。
魚をよく食べる日本人と、肉をよく食べるフランス人。
一見対極しているように見える日本とフランスの食文化。
しかし見た目が違うだけで、実は似ていることもたくさん。
その一つの例として、日本で身近な食べ物であるお蕎麦の生産量は、フランスの方が日本より上であることが世界ランキングでわかっており、食べ方は「蕎麦」としてではなく「ガレット」として。
食べ方が違うだけなのです。
長く日本に住んで、日本食と日本の文化は大好き。
でも「納豆の臭いだけは無理」と言い切るフランス人の友人をたくさん見てきましたが、彼らはとんでもない強烈な臭いを放つ数々のチーズを好んで食べています。
私からすれば納豆より臭いのですが、同じ発酵食品ということで、どっちもどっちな気がします。
今回はそんな日仏の食文化のコントラストを、なぞなぞのように切り取って表現してみました。
今年の5月、株式会社竹尾 8期STOCK MEMBERSの1人として、竹尾青山見本帖にて開催されたグループ展にて発表した「Which is Which」に、新作を加えて。
小林亜未 個展
『Which is Which』
■日程
2022年9月6日(火)~9月17日(土)
平日9:30~20:30/土日9:30~17:00
※9/11は閉館日のため入場できません
■場所
専門学校日本デザイナー学院8F WALLGALLERY
一般の方も無料でご入場できます。
ぜひ、迫力ある作品を間近でご覧ください!