国際写真祭「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」のロゴデザインのお話しを皮切りにポスター、パッケージ、ブランディング、プロダクトと、これまで手掛けられたお仕事を例にグラフィックデザインの奥深さを教えていただきました。

特に印刷博物館で行われた「グラフィックトライアル2022」の印刷のお話しはより知識を深めることができました。

授業後半ではマスキングテープ『mt』のデザインについて、お話いただきました。『mt』のデザインを見てマスキングテープが好きになったという学生も多くいて、憧れのまなざしで講義を聞く姿が印象的でした。

最近は立川市・ドーム立川立飛にてバスケットボールコートをマスキングテープで彩るプロジェクトなど企画力からお仕事に対する熱量に圧倒されました。

授業最後には学生時代に影響を受けたデザイナーや文字と色の使い方についてなど質問にお答えいただきました。

学生時代は多く本や映画から膨大な知識と経験を得たそうで、それが今のデザインの糧になっているそうです。「歴史、社会の繋がりまで広げ、考えて物事を捉えていくことが大切」とアドバイスをいただきました。

学生たちは改めてデザインの本質に向き合う貴重な時間になったのでしょうか。居山先生、菅沼先生、ありがとうございました