授業前半ではブランディングとはどのようなお仕事をしているのかこれまで手掛けてきた作品を例に説明いただきました。ロゴデザイン・フォントさらにはグッズ展開と幅広くクライアントの要望に応えていくそうです。

その中でも下川先生が大切にしていることはリサーチ力とヒアリングする傾聴力だそうです。学生たちはなぜデザインが必要なのかを考えるいい時間となりました。

後半では北九州市のクリエイティブディレクターとしての活動やお仕事内容についてお話いただきました。デザイン改善指導やシティプロモーションの企画立案、実行と地方ならではの働き方について、学生も興味を示した様子でした。

最後に「ブランドの魅力をどのようにみつけていくか」という質問には「対話が大切で、相手のイメージをビジュアル化していくことで、デザインの核となるキーワードを見つけ出す」とアドバイスをいただきました。

「デザインは課題解決」と授業を一貫して説明してくれた言葉が学生に響いたと思います。下川先生、菅沼先生、ありがとうございました。