似顔絵と文字で作られた『似顔字』での自己紹介から始まり、たっぷりとアイスブレイクをとって、学生たちの緊張も解けたなか授業がスタートしました。

学生時代の作品やそこからのお二人の活動などお話いただきました。文字を扱う仕事として、可読性を重視し出来たものに対して常に検証をすることを大切にしているそうです。

出版された『もじかけえほん　かな』をご紹介いただき、文字の形、捉え方について解説していただきました。学生たちにクイズ形式で問いかけ、考えながら文字を制作する時のルールなどを教えていただきました。

授業後半では、日本にくる海外の人に向けた、漢字の成り立ちやイメージを持ってもらうための取り組みについて教えていただきました。イラストが徐々に漢字に変化していくアニメーションで言語を超えた作品が印象的でした。

終始お二人の世界観に引き込まれ、和気あいあいとした授業となりました。学生たちも奥深い文字の世界に興味を持った様子でした。

大日本タイポ組合　秀親さん、哲也さん、菅沼先生、本日はありがとうございました！