【学外イベント情報】モンゴルで開催の『ANIMO2025』に参加

9月20日・21日の2日間、モンゴルの首都ウランバートルで開催されたアニメイベント『ANIMO2025』に参加してきました。

会場には朝から多くの来場者が詰めかけ、開場と同時に熱気に包まれて、日本のアニメやマンガを愛するモンゴルの若者たちのエネルギーを肌で感じることができました。

NDSからは豪華なプログラムを配信。まず、マンガ家・里中満智子先生によるトークライブ「マンガの魅力と描き方テクニック」では、長年の創作経験をもとにした実践的なアドバイスが披露され、スクリーン越しにも真剣にメモを取る参加者の姿が印象的でした。
続いて、アニメプロデューサーの舘野仁美先生による「日本のアニメーション業界の現状」では、制作現場のリアルな話題や業界の未来に関する洞察が語られ、観客から熱心な質問が飛び交いました。

さらに、イラストレーター有田満弘さんによるライブメイキングは現地で両日開催され、作品がリアルタイムで仕上がっていく過程に
多くの観客が釘付けになりました。完成するたびに会場からは大きな拍手が起こり、ショーを観ているような盛り上がりを見せました。

また、会場内には学校紹介のブースも設けられ、日本で学ぶことへの関心を持つ来場者が絶えず訪れ、質問や相談が相次ぎました。
教育への関心の高さと、日本のクリエイティブ文化への憧れを改めて実感しました。

最後のプログラムとして、このイベントの中で実施されたイラストコンテストの表彰式に参加。上位賞にはNDSより記念品として、卒業生で水彩画家として活躍中の『芦屋マキさん』『夏目レモンさん』の画集を贈らせていただきました。

二日間を通して、来場者数は目標としていた2,500人を上回り、会場は常に人で溢れかえるほどの賑わいでした。
熱気あふれる会場の様子に、私たちもモンゴルの若者たちの情熱とパワーに圧倒されると同時に、日本文化の持つ影響力の大きさを再認識する貴重な機会となりました。

ご来場いただきましたみなさま、ありがとうございました！