アートディレクターである玉置太一さんをお招きして、特別講義を実施しました。聞き手は菅沼先生です。

株式会社電通で手掛けてきた「ユニクロ」や「カロリーメイト」の広告を例に人に話したくなる、話題化のデザインについてお話いただきました。学生の大半が知っていた広告でSNSで爆発的に拡散をされた仕掛けや制作意図を聞くことができて勉強になりました。

また玉置さんが合成ではなく全てアナログでの一発撮りにこだわりを持つ姿などデザイナーにとって必要な要素だと感じました。

最後に玉置さんの「個性の出し方に悩んでいる人も多いですが、個性とは出ちゃうもので、出すものではありません。個性的な作品を作ろうと考えているなら、それはおそらく無理をしているのかもしれない。」とおしゃっていた言葉が印象的でもう少し気持ちを楽に考えてデザインを楽しむことの大切さを再認識できた瞬間でした。

独創的な発想と、作品への強いこだわりは学生にとってかなり刺激的だったようで、授業終了後に質問をする学生も多くいました。

ぜひ、今回の講義を、今後の作品制作に役立ててもらえらたと思います。玉置さん、菅沼先生、ありがとうございました。