アートディレクター兼グラフィックデザイナーとして活躍されている橋本祐治さん（https://www.bushitsu.jp/）をお招きして、特別講義を開催しました。聞き手は菅沼比呂志先生です。

授業前半では学校や保育園などこれまで手掛けてきたお仕事を例にサインデザインとは？から始まり、デザインが出来るまでのプロセスを教えていただきました。

ただデザインをしていくのではなく、建物の展開図を確認しながら、人の導線や視線を意識して配置・デザインをすることの大切さを説いてくれました。

またサインデザインのみならず、インテリアデザイナーやテキスタイルデザイナーなど他の人との協力が必要になるそうです。時には色彩計画も行うとのことで、仕事の幅の広さに学生たちも驚いていました。

後半では菅沼先生からのご依頼の仕事も交えつつグラフィックデザイナーの仕事の流れを教えていただきました。また学生からの質問にもたくさん答えていただき、学生たちが真剣にメモをとる様子が印象的でした。

初めて手掛けたお仕事やなぜサインデザインを手掛けてくるようになったのか？など。特にデザインをしているときに意識していることは？という質問に「相手の求めていることをしっかりと理解し、自分だからこそできることを突き詰めていく」という言葉が印象深かったです。

最後に「まじめに堅実にやっていくことがデザイナーになるうえで大切なこと」とアドバイスをいただきました。今の性格があるからこそ、デザイナーとしてやってこれたと橋本さんから強いエールをいただきました。

学生たちもこれからの学校生活も授業に出席し、課題を期限内に提出するなど基本的なことを守って過ごしてもらいたいと思います。橋本さん、菅沼先生ありがとうございました！